BEST INSURANCE OFFICE WITH MOTOR SPORTS CLUB STAFF ON


新城ラリー2010参戦記(その4)

大痛号、速さ×→痛さ のヒ・ミ・ツ

続きを書く前に、足回りについて書きます。モータースポーツにおいて、足回り、サスペンションの
性能は、タイヤと共に最も重要な要素です。加速、減速、旋回、全ての姿勢変化に応じて
ドライバーの意図する姿勢維持に貢献し、天候、路面の状態に応じてトラクションを確保する。
わざわざ書くことで今さらながら、これこそが全てだと言ってもいいくらいかもしれない。
そんな要の部品だけに、性能も金額も、ピンキリの世界である。
ウワサによれば、新城トップクラスのマシンに装着の足は、150万円くらいだそうで…
巷の車好き用には、新品で一台6万円も出せば車高調整式は手に入るのだが、
モータースポーツユースでは、私も多くの人と同じように、オーリンズ様を推奨。
あまた国産の二倍以上の価格ながら、オーバーホール、仕様変更が可能なのは魅力。
私自身、土用にはオーリンズの純正形状モデル(中古購入、仕様変更)を使用している。
舗装については、 やはりオーリンズの車高調整式を中古(ヤフオク)で、○万円も出して
購入したのだが、視力と頭の悪さが災いして、程度極悪品を獲得してしまい、
オーバーホールの見積もりをとったら、リア二本で約8万円。(それって正味、買い直し。)
ブルブルブル…
09年は、クラブ員イトさんのバリバリオーリンズを拝借し、見事優勝で、
今年も貸し出しの申し入れがあったのですが、昨年はお借りしたホイールを破壊した事もあり、
万一壊したときの弁済能力を判定した結果、丁重にお断りし、
結局周囲の反対を押し切ってこのサビサビ君をそのまま使用したところ、
リアはあろうことかレキ直後に、フロントは試合中に分解(分離)してしまいました。
この写真はまさに今回使用していた実物。
左が分離したものです。バネはもちろん、ロッドがサビサビなのが見えますでしょうか?
まだ現在車両に装着されているフロントも、今や同じ状態。
(近日ヤフオクで100円スタートで売却予定です…ちゃんと絶対OH必要と書きますよ。)
名品も、壊れていては意味無し。次戦までには何かを調達するつもりですが、はぁ…
どんな道具でも使いこなすのが信条でしたが、流石に無理でした。反省です。

なお、

こちらもついでにご紹介。当初大痛号に搭載されていた、KGM製車高調(ショート加工品)。
ちなみにヤフオク出品者の説明では、オーリンズPCV車高調搭載と書いてあったんですよ、この車。
大分県までレンタカー積載車で取りに行って、ああ、出品情報と違いますね、と断って帰る事が出来なかった私。
それにしても凄いでしょう?このサビはこれでも落としたほうなんです。
もちろん走らせると素晴らしいガッタンバリバリ君で、車名、大痛の語源となった逸品です。
前回の新城ジュニアラリーで、他に選択肢が無かったため実践投入され、舗装林道で
オフィシャルにおなかをお見せする芸を披露させて頂きました。
こちらは近日金属回収の方にお引渡し予定です。

お話を本題に戻しましす。

<SS11>
気合のDAY2が、結局一本目のSS8から激しく空振りに終わり、大局的に敗戦は不可避となった。
クラス優勝の目ももはやおぼつかないが、せめて次回に繋げられる様にと、落ちない程度に頑張ることに。
とにかく沈滞ムードの車内をなんとかしようという思いがありました。

SS11動画


「君にも取れる。国際C級ライセンス入門」 まえがき に戻る
モータースポーツトップ に戻る



Copyright(c) 1999-2000 STAFF ON L.P.C., All Rights Reserved.