新城ラリー2010参戦記(その2)
通りすがり様撮影。SS3 ほうらいせん そのアングルは、アカンやろ!
<SS3>ほうらいせん
携帯の速報で、SS2の大失態に激しく気落ち。ここでスイッチを入れるべきだったのに、
年齢のなせる業か、出走前からここも一旦セーブする事に。
先は長いから、大人のラリーで冷静に、なんて… 今にして思えば本当にどうかしてました。
その中途半端さが上の写真ですね。行くでもなく、抑えるでもない。
ぬるい走りのSS3動画。赤裸々、チェック前からアップしてみました。
スタート前、速報を知った直後の落ち込みっぷりや、ゴール看板横で側溝に落ちた
ラリーカー2台とのニアミス(路面が苔でぬるぬる!)がまぁ見所でしょうか…
<サービス>
今回も南谷亭のフルサポート+TOYBOXラリーサービスの無敵コラボで、サービスは
全日本でも屈指の装備とレベル。というか、ワークスを除外すると多分優勝間違いなし。
帰ってきて、タイヤの空気圧点検、フロントショックの減衰調整。 そして昼食。
それにしても我々の成績の問題なのか、サービスの皆のムードも良くない。
なんと僚艦デン号が雁峰SS2で沈没したとの事。ライバルDARTさんや近隣のお仲間
クルーも続々と撃沈の情報が…( ほれ、雁峰は安全運転でないといかんのでは?)
先ずはDAY1、何が何でも完走をという「守勢」の気持ちが強まっていく。
<SS4> 雁峰
サービスでもさしたる調整もせず、根性でタイムアップを志向して挑んだSS4.
結果は無残なものでした。出走以来刻々とエンジン出力が低下し、走らなくなってます。
ただ救いなのはタイヤのグリップがSS3あたりからかなり良くなった事。
といっても所詮はミドルコンパウンド。ソフトには及びませんけどね。
クスコランサーの動画を見て以来、動画公開の気力が萎えてます。
リクエストがあれば…にします。
<SS5> ほうらいせん
件の携帯速報からリザルトを得る度に落ち込みが進む。
この頃には絶望感で車内も相当な沈滞ムード。バニー氏に、毎SSキロ4秒程度
負け続けている。もともと私と大痛がかなう相手やステージではなかったと思うものの、
タイムを削るための方策が見当たらない。
<サービス>
放課後ティータイムと題打って、まったりとする予定が、クルーは想定外の沈滞ムード。
遅いマシンを速くする方途は見当たらず、リヤショックの減衰を最強にして、
少しでもふらつきをごまかすことにする。
<SS6>作手
今回バニー氏との対決で、ここだけはタイムダウンにも関わらず際どく勝利。
(このSSだけは目下全勝中。)ただし、タイムは落ちる一方で、中身には何ら意味無し。
<SS7>雁峰
ついにナイトステージに。徐々に慣れてきて、マシンの昨年との違いにいろいろ気がつく。
ここまで書いてきて最も反省すべきは、萎えた闘争心をついに回復する事が出来なかった事。
80秒を、なんとかなる、とか、取り返す!という気持ちについにならなかったのが、
いまだにある面では不思議であり、不甲斐無く思う次第。
こうしてDAY1を終えた。
<サービス>
下がる過給圧対策に、ブローオフバルブをNネさんが手配してくれた中古に交換してみる事にした。
テストも出来ないので、明日のDAY2、本番を走ってみるまで結果はわからない。
ここに来てやっと、オープンクラスの優勝という目標を思い出す。
嘘のようだがDAY1を通じてこの点へのこだわりがどこかへ吹き飛んでいた。
思ったとおり、地元のミラージュ2台がなかなか速い。既に60秒空いている。
せめて過給さえ回復してくれたら…
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