| 新城ラリー凱旋記 その4-3
 <SS3>
 
 スタートで、オフィシャルから情報をもらうのですが、ここでの情報。
 「コース中3台がリタイアしています。コースはクリアー(路上に車無し)です。」
 了解。それにしてもそんなに難しいコースだったっけ・・・
 そしてスタート20秒前、オフィシャルが急いでやってきて一言。
 「もう1台増えました!コースはクリアーです。」
 聞き終わったとき、すでにスタート15秒前。「ああ、そうですか」くらいの気持ちで、
 スタートに集中する。3.2.1スタート。
 
 先程のSS2で気がついたタイヤの問題。このSSではのっけから思い知ることに。
 発進直後のコーナーから、素晴らしいスキール音。心地よいドリフトモーション。
 ああ、出る前にエアを落とすくらいのことはした方がよかった・・・と反省しつつ、
 このドリフトタイヤを楽しみながら走ります。
 ここは、実にオーソドックスなラリーコースで、ああ、舗装ラリーだな、と楽しく走れるのですが・・・
 中盤〜終盤あたりで見かけた4台目のOKサインをもったクルー。どこかで見たような・・
 
 「げっ!徳能さんっ!!」
 
 そしてブラインドレフトを抜けた目の前左路肩に、ライバルバニー号が、何故かこちらに正面を向けて
 滑落しているではありませんか!しかも助手席のドアは空に向かって開いています。
 思わずドラ、ナビともに絶叫。
 ゴール後、なんだか本当にがっかりしました。
 OKサインは、クルーの無事を意味しますので、そこは良いのですが、私をこのラリーに引っ張ってくれた
 ライバル(と読んでくれるライバル)がリタイア。
 昔はクラス上位のリタイアは喜んだものですが、今回は本当に寂しくなりました。
 
 インカー動画SS3 
                (youtube) 設置角度が悪くて、車は見えませんが、絶叫入り。
 
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